2020年度から大学入試でTOEFLが必須に?大学入試改革の決定事項と懸念点

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大学入試

大学入試といえば、受験生の多くが受ける共通テストを思い出す方が多いと思います。1990年にいわゆる共通一次からセンター試験に代わり、すっかり定着しました。

しかし、東京オリピックが開催される2020年度には、大学入試も大きく変わることが決まっています。

大学入試改革は何のため?

最も大きな理由は、社会や仕事の変化です。AI(人工知能)の普及によって多くの仕事が無くなるというニュースを一度は目にしたことがあると思いますが、逆に、今は存在すらしていない仕事に就く生徒が増えると予想されています。

その他、グローバル化や少子化等、急激に変わる社会に対して、教育が今のままで良いはずはありません。これからの日本を託す子供たち1人1人の思考力・判断力・表現力を養う教育が望まれているのです。

大学入学希望学力評価テスト(仮)はいつスタートするの?

2020年度の入試から、大学入試センター試験に代わって「大学入学希望学力評価テスト(仮)」が導入されることが決まっています。

具体的には、2021年1月の試験から変わるため、2018年7月時点の高校1年生から対象となります。高校1年生以下のお子様のいる親御様も気が気じゃないかもしれませんね。

大学入試改革を見据えて、大学までストレートで進学できる中学校、高校の人気が上昇しているというのも頷けます。

英語の入試に外部検定試験が導入される?

実は、2020年を待たずにTOEFL等の外部の検定試験を採用する大学は増え続けています。以前はAO入試や推薦入試で利用されることが多かったのですが、ここ数年は一般入試でも利用する大学が増えてきました。

2020年度の大学入試改革では、センター試験(読む、聞く)を超える、4技能(読む・聞く・話す・書く)を評価するために、民間の検定試験を活用することが提示されました。

大学入試改革で利用される検定試験

TOEFL iBT
TOEIC L&R、S&W
英検(実用英語技能検定)
ケンブリッジ英語検定
IELTS(アイエルツ)
GTEC(ジーテック)
TEAP、TEAP CBT(ティープ)

成績提供システムとして利用される検定試験はTOEFL、TOEIC、英検(実用英語技能検定)等となっています。

外部検定を受けることで英語入試が免除される学校、外部検定だけの学校、外部検定+入試を組み合わせる学校等、導入方法は学校により異なると予想されますが、確実にTOEFL等の外部検定を利用する大学は増えるでしょう。

大学入試改革で懸念されることは?

民間の外部検定が大学入試で利用されることによる懸念もあります。1つは、金銭的な負担。ただでさえ、大学入試の試験料・授業料は上がっていますから、さらに負担が増えるのは家計的にも厳しいですよね。

また、TOEFL等の外部検定の勉強が加熱し、授業内容についていけない生徒が大量に出たり、外部検定のために塾を増やすといった生徒も増えるでしょう。

まとめ

「大学入学希望学力評価テスト(仮)」の詳細はこれからも繰り返し議論され、細かな調整はされると思いますが、大まかな方針は変わりません。

大学入試のためにTOEFLを利用するという場合は、より高いスコアを提出できるように再現模試を利用してみてください。

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